6. セキュリティに関する考慮事項
本文書は MPLS データプレーンの動作を大きく変更しないため,セキュリティ上の考慮事項は MPLS Architecture [RFC3031] および MPLS and GMPLS Security Framework [RFC5920] とほぼ同じである.
ただし,ラベルスタックを増やすとパケットの断片化を引き起こし,一部の実装で処理不能になる可能性がある.本文書は,単一の不正ラベルを挿入する場合より高い割合で追加の {XL, ESPL} ペアを挿入し,プロトコル上合法的にスタックを増やす方法を提供する.これは,一定の大きさまでしかラベルスタックを処理できないノードに対し,プロトコル規則に違反せず攻撃する手段となる可能性がある.
また,本文書には LSR がパケットごとの頻度でイベントログを出す原因となる事象がある.実装がこのログをレート制限することは極めて重要である.