付録 B. 以前の仕様との差異
この付録には、Internet Message Format において以前の仕様、すなわち [RFC0822]、[RFC1123]、[RFC2822] から行われた変更のリストを示します。以下で星印 (*) を付けた項目は、本文書のセクション 4 に現れる項目であり、したがってもはや生成してはならないものです。
以下は、[RFC0822] および [RFC1123] から [RFC2822] に行われた変更のうち、本文書にも残っているものです。
- phrase の廃止形式でピリオドが許される。
- ABNF が本文書から切り出され、現在は [RFC5234] にある。
- 年に 4 桁以上の数字が許される。
- ヘッダーフィールドの順序 (およびそれが問題とされないこと) が明示された。
- Encrypted ヘッダーフィールドが削除された。
- 「-0000」タイムゾーンを明示的に許し、その意味を与えた。
- すべてのトークンの間に折り返し空白が許されるわけではない。
- 宛先 (destinations) に関する要件が削除された。
- 転送 (forwarding) と再送 (resending) が再定義された。
- 拡張ヘッダーフィールドが特別に列挙されなくなった。
- ASCII 0 (null) が削除された。*
- 折り返しの継続行には空白だけを含めることができない。*
- 日付へのコメントの自由な挿入は許されない。*
- 数値でないタイムゾーンは許されない。*
- 2 桁の年は許されない。*
- 3 桁の年は解釈されるが、生成のために許されない。*
- アドレス内のルート (routes) は許されない。*
- local-part および domain 内の CFWS は許されない。*
- アドレスリストの空のメンバーは許されない。*
- フィールド名とコロンの間の折り返し空白は許されない。*
- フィールド名とコロンの間のコメントは許されない。
- in-reply-to と references の構文が厳格化された。*
- msg-id 内の CFWS は許されない。*
- resent フィールドの意味論が情報提供のみのものとして厳格化された。
- Resent-Reply-To は許されない。*
- フィールドの複数回の出現は認められない (resent および received を除く)。*
- 単独の CR および LF は許されない。*
- 行長の制限が規定された。
- Bcc がより明確に規定された。
以下は [RFC2822] からの変更です。
- さまざまな誤植・文法上の誤りが修正され、明確化が行われた。
- 全体を通して「standard」が「document」または「specification」に変更された。
- 「header field」(ヘッダーフィールド) と「header section」(ヘッダーセクション) が区別された。
- ctext、qtext、dtext、unstructured から NO-WS-CTL が削除された。*
- specials に関する議論が「Atom」の節に移動された。テキストが「Overall message syntax」の節に移動された。
- CFWS の構文が簡素化された。
- unstructured の構文が修正された。
- 廃止された日付構文における空白を扱うよう、日付と時刻の構文が変更された。
- ドメインリテラルおよびメッセージ識別子から quoted-pair が削除された。*
- ドメインの構文は他の仕様によって制限されることが明確化された。
- 「Bcc:」と「Resent-Bcc:」の構文が簡素化された。
- optional-field がトレース情報内に現れることが許された。
- msg-id から no-fold-quote が削除された。構文の制限が明確化された。
- 「Received:」の構文が一般化され、不具合が修正されるとともに、その定義が本文書の外に移された。
- obs-qp が簡素化された。obs-utext が修正・簡素化された (これは現在では廃止された構文にのみ現れる)。obs-text と obs-char が削除され、obs-body が追加された。
- より多くの (またはより少ない) コメントと空白を許すよう、廃止された日付構文が修正された。
- すべての廃止リスト構文 (obs-domain-list、obs-mbox-list、obs-addr-list、obs-phrase-list、および新たに追加された obs-group-list) が修正された。
- obs-reply-to の構文が修正された。
- 空のリストを許すよう、obs-bcc と obs-resent-bcc が修正された。
- obs-path が削除された。