8. LC-ATM インタフェース上での Diff-Serv の MPLS サポート
本節は、ラベルスイッチ制御 ATM (LC-ATM) インタフェース上での Diff-Serv の MPLS サポートに必要な特定の運用を記述する。
本文書は、MPLS ATM Diff-Serv ドメイン内で FEC ごとに任意の数の L-LSP を許可する。E-LSP は LC-ATM インタフェース上ではサポートされない。
8.1. ATM トラフィッククラスおよびトラフィック管理機構の使用
ATM フォーラムによって規定された「ATM サービスカテゴリ」、ITU-T によって規定された「ATM 転送能力」、またはベンダー固有の ATM トラフィッククラスの使用は、本仕様の範囲外である。準拠実装の唯一の要件は、ATM LSR によって L-LSP 上で転送されるビヘイビアアグリゲートが経験する転送動作が、対応する Diff-Serv PHB 仕様に準拠していなければならない (MUST) ことである。
ATM リンク上で PHB 廃棄優先順位値をエンコードするためのビットは 1 つ(CLP)のみであるため、ATM LSR では 2 つの異なる廃棄優先順位レベルのみがサポートされる。第 4.2.2 節および第 4.4.2 節は、AFn 順序付きアグリゲートの 3 つの廃棄優先順位レベルがこれら 2 つの ATM 廃棄優先順位レベルにどのようにマップされるかを定義する。このマッピングは、2 つの廃棄優先順位レベルのみがサポートされる場合について [DIFF_AF] で規定された要件に従っている。
パケットの一部が廃棄されることを避けるために、Early Packet Discard (EPD) などのフレーム廃棄機構([ATMF_TM] を参照)は、本文書で記述されるすべての PHB について ATM-LSR で有効にされるべきである (SHOULD)。
8.2. LC-ATM インタフェースを持つ LSR 実装
Diff-Serv 対応 LSR は、LC-ATM インタフェース上で L-LSP をサポートしなければならない (MUST)。本仕様は、ATM-LSR ドメインのエッジ LSR が [MPLS_ATM] で定義された「シムヘッダ」カプセル化方法を使用すると仮定する。「シムヘッダ」カプセル化なしの運用は本仕様の範囲外である。