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1. はじめに

このページは, この節の RFC 原文を保持し, ドキュメントサイト用のナビゲーションメタデータを追加する.

RFC 原文

1.  はじめに

HTTP キャッシュ [HTTP-CACHING] は単一リソースの粒度で動作する.
保存された 1 つの応答の鮮度は, 他の応答の鮮度に影響しない. この粒度
はキャッシュをより効率的にできる -- 例えば, ページがキャッシュ要件の
異なる多数のアセットで構成される場合である.

しかし, 保存された応答間の関係を利用することでキャッシュ効率を改善
できる場合もある.

例えば, 関連するリソース群を無効化する必要がしばしばある. これは,
状態を変更するリクエストが他のリソースに副作用を及ぼすためかもしれ
ないし, 単に管理上の便宜 (例えば, "サイトのこの部分を無効化する")
のためかもしれない. 応答をまとめてグループ化することで, URL 構造
などに依存せず, これらの関係を表現するための専用の方法が得られる.

無効化イベントを共有することに加えて, グループ化によって示される関係
は, キャッシュが動作を最適化するためにも利用できる. 例えば,
キャッシュ退避アルゴリズムの動作に情報を与えるためである.

Section 2 は, HTTP キャッシュ内の保存された応答を, それらの関係を
反映する 1 つ以上のグループに関連付けることで, 応答間の関係を記述する
手段を導入する. また, キャッシュがその情報を用いてグループのメンバー
に無効化イベントを適用する方法についても説明する.

Section 3 は, そのようなイベントの新しい発生源を 1 つ導入する:
状態を変更する応答がグループ無効化をトリガーできるようにする HTTP
応答ヘッダーフィールドである.

これらのメカニズムは, 単一のオリジンサーバーに関連付けられた保存済み
応答群を対象として, 単一のキャッシュ内で動作する (Section 2.1 参照).
複数のキャッシュ間, 例えば階層やメッシュ内で状態を同期する問題は扱わず,
異なるオリジンからの保存済み応答の関連付けも容易にしない.