OAuth 2.0 認可フレームワーク: JWT により保護された認可リクエスト (JAR)
- ステータス: Proposed Standard
- 発行日: August 2021
- ストリーム: IETF
- エラッタ: エラッタなし
ドキュメント情報
- RFC 番号: 9101
- タイトル: OAuth 2.0 認可フレームワーク: JWT により保護された認可リクエスト (JAR)
- 著者: N. Sakimura (NAT.Consulting), J. Bradley (Yubico), M. Jones (Microsoft)
- 日付: 2021 年 8 月
- カテゴリ: Standards Track
抄録
RFC 6749 で説明される OAuth 2.0 の認可リクエストはクエリパラメータのシリアル化を用い, 認可リクエストのパラメータがリクエストの URI にエンコードされ, Web ブラウザなどのユーザエージェント経由で送られる. 実装は容易だが, a) ユーザエージェント経由の通信に整合性保護がなくパラメータが改ざんされうる, b) 通信の発信元が認証されない, c) ユーザエージェント経由の通信が監視されうる, という意味がある. これらの弱点により, プロトコルに対する複数の攻撃が示されている.
本ドキュメントは, リクエストパラメータを JSON Web Token (JWT) で送る能力を導入する. JSON Web Signature (JWS) による署名と JSON Web Encryption (JWE) による暗号化が可能になり, 認可リクエストの整合性, 発信元認証, 機密性が得られる. リクエストは値による転送または参照による転送ができる.
本メモの状態
本ドキュメントは Internet Standards Track ドキュメントである.
本ドキュメントは Internet Engineering Task Force (IETF) の成果物であり, IETF コミュニティの合意を表す. 公開レビューを経て Internet Engineering Steering Group (IESG) による出版承認を受けている. Internet Standards についての詳細は RFC 7841 のセクション 2 を参照のこと.
本ドキュメントの現状, 正誤表, フィードバック方法は https://www.rfc-editor.org/info/rfc9101 を参照のこと.
著作権表示
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Contents
- 1. Introduction (はじめに)
- 2. Terminology (用語)
- 3. Symbols and Abbreviated Terms (記号と略語)
- 4. Request Object (リクエストオブジェクト)
- 5. Authorization Request (認可リクエスト)
- 6. Validating JWT-Based Requests (JWT ベースのリクエストの検証)
- 7. Authorization Server Response (認可サーバの応答)
- 8. TLS Requirements (TLS に関する要件)
- 9. IANA Considerations (IANA に関する考慮事項)
- 10. Security Considerations (セキュリティに関する考慮事項)
- 10.1. Choice of Algorithms (アルゴリズムの選択)
- 10.2. Request Source Authentication (リクエスト発信元の認証)
- 10.3. Explicit Endpoints (明示的なエンドポイント)
- 10.4. Risks Associated with request_uri (request_uri に関するリスク)
- 10.5. Downgrade Attack (ダウングレード攻撃)
- 10.6. TLS Security Considerations (TLS のセキュリティ考慮)
- 10.7. Parameter Mismatches (パラメータの不一致)
- 10.8. Cross-JWT Confusion (JWT の混同)
- 11. Privacy Considerations (プライバシーに関する考慮事項)
- 12. References (参考文献)
- Acknowledgements (謝辞)
- Authors' Addresses (著者の連絡先)