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2. The MSID Mechanism (MSID メカニズム)

本ドキュメントは, SDP [RFC4566] の新しいメディアレベル属性 msid を定義する. この新しい属性により, エンドポイントは別々のメディア記述で記述された RTP ストリームを, [W3C-WebRTC] で定義される正しい MediaStream に関連付けられる. また各 MediaStreamTrack の識別子を appdata フィールドで運べる.

msid 属性の値は識別子と, 任意の appdata フィールドからなる.

属性名は msid である.

属性の値は, 次の ABNF [RFC5234] 文法で指定される:

msid-value = msid-id [ SP msid-appdata ]
msid-id = 1*64token-char ; see RFC 4566
msid-appdata = 1*64token-char ; see RFC 4566

識別子が examplefoo でアプリケーションデータが examplebar であるグループの msid 値の例は次のとおり:

msid:examplefoo examplebar

識別子は, token で合法な ASCII 文字からなり, 1 文字以上 64 文字以下である.

アプリケーションデータ (msid-appdata) は識別子と同じ行にあり, 識別子とは空白で区切られる.

識別子 (msid-id) は, SDP 記述のスコープ内でグループを一意に識別する.

1 つのメディア記述に複数の msid 属性があってもよい. これは 1 つの MediaStreamTrack が複数の MediaStream に存在する場合を表し, すべての出現で msid-appdata の値は同一でなければならない.

同じ msid-idmsid-appdata の値を持つ複数のメディア記述は許されない.

エンドポイントは, msid 属性で表現された RTP ストリーム間の関連付けをいつでも更新できる.

msid 属性は RTP ストリームとメディア記述の関連付けに依存するが, RTP ストリームと RTP トランスポートの関連付けには依存しない. したがってその Mux Category ([RFC8859] で定義) は NORMAL である. msid 属性を決める過程で, RTP ストリームがバンドルされるかどうかを考慮する必要はない.