4.3. L3-Only Designs (L3専用設計)
4.3. L3-Only Designs (L3専用設計)
ネットワークのTier 3までIPルーティングを活用するネットワーク設計も人気を集めています。これらの設計の主な利点は, L2ブロードキャストドメインを制限することにより, ネットワークの安定性とスケーラビリティが向上することです。一般的に, このような設計では, Open Shortest Path First (OSPF) [RFC2328] などのInterior Gateway Protocol (IGP) が主要なルーティングプロトコルとして使用されます。データセンターの規模が拡大し, サーバー数が数万台を超えると, このような完全にルーティングされた設計がより魅力的になります。
L3専用設計を選択すると, ネットワークが大幅に簡素化され, REQ1とREQ2を満たすことが容易になり, 大規模なレイヤー2隣接関係や大規模なレイヤー3サブネットよりもネットワークのスケーラビリティと安定性が重要視されるネットワークで広く採用されています。アプリケーションプロバイダーとネットワークオペレーターは, 以前は大規模なレイヤー2ドメインを推進していた要件の一部を, さまざまなオーバーレイまたはトンネリング技術を使用して満たすための新しいソリューションを開発し続けています。