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1. Introduction

HTTPは通常、分散情報システムで使用され、レスポンスキャッシュの使用によりパフォーマンスを向上させることができる。本文書は、キャッシュとレスポンスメッセージの再利用に関連するHTTP/1.1の側面を定義する。

HTTPキャッシュ (HTTP Cache) は、レスポンスメッセージのローカルストアであり、その中のメッセージの保存、取得、削除を制御するサブシステムである。キャッシュは、将来の同等のリクエストに対するレスポンス時間とネットワーク帯域幅の消費を削減するために、キャッシュ可能なレスポンスを保存する。クライアントまたはサーバーはキャッシュを使用してもよい (MAY) が、トンネルとして機能するサーバーはキャッシュを使用できない。

共有キャッシュ (Shared Cache) は、複数のユーザーによって再利用されるレスポンスを保存するキャッシュである; 共有キャッシュは通常(常にではないが)中継者の一部として展開される。対照的に、プライベートキャッシュ (Private Cache) は単一のユーザー専用である; 多くの場合、ユーザーエージェントのコンポーネントとして展開される。

HTTP/1.1におけるキャッシュの目標は、以前のレスポンスメッセージを再利用して現在のリクエストを満たすことにより、パフォーマンスを大幅に向上させることである。第4.2節で定義されているように、レスポンスが「検証」(Validation)(キャッシュされたレスポンスがこのリクエストに対して依然として有効であるかどうかをオリジンサーバーで確認すること)なしで再利用できる場合、保存されたレスポンスは「新鮮」(Fresh) であると見なされる。したがって、新鮮なレスポンスは、再利用されるたびにレイテンシとネットワークオーバーヘッドの両方を削減できる。キャッシュされたレスポンスが新鮮でない場合でも、検証によって更新できる場合(第4.3節)、またはオリジンが利用できない場合(第4.2.4節)は、再利用可能である可能性がある。