RFC 7065 - 1. Introduction (はじめに)
1. Introduction (はじめに)
本文書は, Traversal Using Relays around NAT (TURN) プロトコル用の Uniform Resource Identifier (URI) スキームの構文と意味論を規定する。
TURN プロトコルは, NAT の背後にあるホストがリレーサーバの動作を制御できるようにする仕様である。リレーサーバにより, ホストはピアとパケットを交換できる。ピア自身も NAT の背後にある場合がある。TURN プロトコルの詳細は RFC 5766 [RFC5766] で定義される。
"turn" および "turns" URI スキームは, TURN プロトコルを用いてアクセス可能なインターネット上のホストにある TURN サーバ (リレーとも呼ばれる) を指定するために用いられる。WebRTC [WEBRTC] のような標準の登場により, 多数のエンドポイントと Web アプリケーションがそのような TURN サーバを識別し通信して TURN プロトコルを実行できると予想される。したがって, エンドポイントおよび/またはアプリケーションは, TURN サーバを識別するための適切な設定でプロビジョニングされなければならない。構文の不統一は曖昧さを増し, 相互運用できない解や実装上の制限を招きうる。"turn" および "turns" URI スキームは, TURN サーバを識別する情報を一貫して記述・設定・交換する手段を提供することで, これらの問題の大半を緩和する。
[RFC5928] は, セキュアフラグ, ホスト名または IP アドレス, 空でありうるポート, 空でありうるトランスポートを, IP アドレス, ポート, TURN トランスポートのタプルのリストへ変換する解決メカニズムを定義する。
TURN クライアントのプロビジョニングを簡素化するため, 本文書はその解決メカニズムに必要な 4 つの構成要素を運べる "turn" および "turns" URI スキームを定義する。