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4. 動作

4.1. 新 BGP スピーカー間の相互作用

4 オクテット AS 番号をサポートする BGP スピーカーは、BGP 能力アドバタイズメントを使用してこれをピアにアドバタイズするものとする(SHALL)。BGP スピーカーの AS 番号は、「4 オクテット AS 番号能力のサポート」の Capability Value フィールドで運ばれなければならない(MUST)。

新 BGP スピーカーが別の新 BGP スピーカーからの OPEN メッセージを処理する場合、OPEN メッセージの "My Autonomous System" フィールドではなく、「4 オクテット AS 番号能力のサポート」の Capability Value フィールドでエンコードされた AS 番号を使用しなければならない(MUST)。

特定のピアにそのような能力をアドバタイズし、そのピアからそのような能力のアドバタイズメントを受信した BGP スピーカーは、ピアに送信する更新の AS_PATH 属性と AGGREGATOR 属性の両方で AS 番号を 4 オクテット・エンティティとしてエンコードしなければならず(MUST)、ピアから受信した更新のこれらの属性が AS 番号を 4 オクテット・エンティティとしてエンコードしていると想定しなければならない(MUST)。

新しい属性、AS4_PATH と AS4_AGGREGATOR は、新 BGP スピーカー間の UPDATE メッセージで運ばれてはならない(MUST NOT)。別の新 BGP スピーカーからの UPDATE メッセージで AS4_PATH 属性または AS4_AGGREGATOR 属性を受信した新 BGP スピーカーは、パス属性を破棄し、UPDATE メッセージの処理を続行しなければならない(MUST)。

4.2. 新旧 BGP スピーカー間の相互作用

4.2.1. BGP ピアリング

新 BGP スピーカーと旧 BGP スピーカー間のピアリングは、新 BGP スピーカーが 2 オクテット AS 番号を持っている場合にのみ可能であることに注意。ただし、本書は、新 BGP スピーカーを持つ自律システムがグローバルに一意な 2 オクテット AS 番号を持たなければならないとは想定しない。新 BGP スピーカーが 2 オクテット AS 番号を持たない場合は、AS_TRANS を使用しなければならない(MUST)(複数の自律システムがそれを使用する場合でも)。

4.2.2. 更新の生成

旧 BGP スピーカーと通信する場合、新 BGP スピーカーは 2 オクテット AS 番号でエンコードされた AS_PATH 属性で AS パス情報を送信しなければならない(MUST)。新 BGP スピーカーはまた、すべての AS パス情報がマッピング可能な 4 オクテット AS 番号のみで構成されている場合を除き、AS4_PATH 属性(4 オクテット AS 番号でエンコード)で AS パス情報を送信しなければならない(MUST)。この場合、新 BGP スピーカーは AS4_PATH 属性を送信してはならない(MUST NOT)。

2 オクテット AS 番号でエンコードされた AS_PATH 属性では、マッピング不可能な 4 オクテット AS 番号はよく知られた 2 オクテット AS 番号である AS_TRANS で表される。これは AS パス情報のパス長プロパティを保持し、次のセクションで説明されるように、旧 BGP スピーカーから新 BGP スピーカーで受信された AS パス情報の更新にも役立つ。

新 BGP スピーカーは AS パス情報から AS4_PATH 属性を構築する。AS パス情報に AS_CONFED_SEQUENCE または AS_CONFED_SET パス・セグメントが含まれている場合は常に、新 BGP スピーカーは構築中の AS4_PATH 属性からそのようなパス・セグメントを除外しなければならない(MUST)。

AS4_PATH 属性はオプション推移であるため、一連の旧 BGP スピーカーを通じて変更されずに運ばれ、AS パス情報のマッピング不可能な 4 オクテット AS 番号を保持するのに役立つ。

同様に、新 BGP スピーカーが AGGREGATOR 属性を送信する必要があり、集約自律システムの AS 番号がマッピング不可能な 4 オクテット AS 番号である場合、スピーカーは AS4_AGGREGATOR 属性を使用し、既存の AGGREGATOR 属性の AS 番号フィールドを予約済み AS 番号である AS_TRANS に設定しなければならない(MUST)。AS 番号がマッピング可能な場合、AS4_AGGREGATOR 属性は送信してはならない(MUST NOT)ことに注意。

4.2.3. 受信した更新の処理

新 BGP スピーカーが旧 BGP スピーカーから更新を受信する場合、既存の AS_PATH 属性とともに AS4_PATH 属性を受信する準備をしなければならない(MUST)。AS4_PATH 属性も受信された場合、両方の属性が正確な AS パス情報を構築するために使用され、したがって両方の属性によって運ばれる情報が AS パス・ループ検出のために考慮される。

ルートが 2 オクテット AS 番号と旧 BGP スピーカーのみを持つ一連の自律システムを通過した可能性があることに注意。その場合、ルートが AS4_PATH 属性を運んでいれば、この属性はルートが最後の新 BGP スピーカーを離れてから変更されていないことになる。末尾の AS パス情報(2 オクテット AS 番号と旧 BGP スピーカーのみを持つ自律システムを表す)は、現在の AS_PATH 属性のみに含まれている(AS_PATH 属性の先頭部分でエンコード)。

特定の条件下では、ルートの AS_PATH 属性と AS4_PATH 属性からすべての AS パス情報を再構築することが不可能な場合がある。これは、例えば、AS4_PATH 属性を運ぶ 2 つ以上のルートが旧 BGP スピーカーによって集約され、これらのルートのうち少なくとも 1 つの AS4_PATH 属性が少なくとも 1 つの 4 オクテット AS 番号を運んでいる場合(4 オクテットでエンコードされた 2 オクテット AS 番号ではなく)に発生する。実装によっては、ルート集約中に AS4_PATH 属性が失われるか、AS_PATH 属性と AS4_PATH 属性の両方がシームレスに組み合わせることができない有効な部分情報を含み、これらの場合に AS パス情報が不完全になる。

新 BGP スピーカーはまた、旧 BGP スピーカーから AGGREGATOR 属性とともに AS4_AGGREGATOR 属性を受信する準備をしなければならない(MUST)。両方の属性が受信された場合、AGGREGATOR 属性の AS 番号が AS_TRANS でなければ:

  • AS4_AGGREGATOR 属性と AS4_PATH 属性は無視されるものとする(SHALL)、
  • AGGREGATOR 属性は集約ノードに関する情報として取られるものとする(SHALL)、および
  • AS_PATH 属性は AS パス情報として取られるものとする(SHALL)。

それ以外の場合、

  • AGGREGATOR 属性は無視されるものとする(SHALL)、
  • AS4_AGGREGATOR 属性は集約ノードに関する情報として取られるものとする(SHALL)、および
  • 他のすべての場合と同様に AS パス情報を構築する必要がある。

AS パス情報を構築するには、まず [RFC4271] のセクション 9.1.2.2 および [RFC5065] で指定された方法を使用して、ルート選択のために AS_PATH 属性と AS4_PATH 属性内の AS 番号の数を計算する必要がある。

AS_PATH 属性の AS 番号の数が AS4_PATH 属性の AS 番号の数より少ない場合、AS4_PATH 属性は無視されるものとし(SHALL)、AS_PATH 属性が AS パス情報として取られるものとする(SHALL)。

AS_PATH 属性の AS 番号の数が AS4_PATH 属性の AS 番号の数以上の場合、AS パス情報は、AS_PATH 属性の先頭部分から必要な数の AS 番号とパス・セグメントを取り、それらを AS4_PATH 属性に前置して、AS パス情報が AS_PATH 属性と同じ AS 番号の数を持つように構築されるものとする(SHALL)。有効な AS_CONFED_SEQUENCE または AS_CONFED_SET パス・セグメントは、それが先頭のパス・セグメントであるか、前置されるパス・セグメントに隣接している場合、前置されるものとする(SHALL)ことに注意。