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4. 候補送信元アドレス (Candidate Source Addresses)

4. 候補送信元アドレス (Candidate Source Addresses)

送信元アドレス選択アルゴリズムは「候補セット (candidate set)」の概念を使用します。これは特定の宛先アドレスに対する潜在的な送信元アドレスの集合です。候補セットは送信元アドレスとして使用できるすべてのアドレスの集合であり、送信元アドレス選択アルゴリズムはこの集合から 1 つのアドレスを選択します。アドレス A の候補セットを CandidateSource(A) と表記します。

候補送信元アドレスは、宛先への送信に使用されるインターフェース(「送信 (outgoing)」インターフェース)に割り当てられたユニキャストアドレスの集合であることが推奨されます。ルーターでは、候補セットはパケットを転送する任意のインターフェースに割り当てられたユニキャストアドレスを含むことができますが、以下の制限に従います。

すべてのマルチキャストおよびリンクローカル宛先アドレスに対して、候補送信元アドレスセットは送信インターフェースと同じリンクに属するインターフェースに割り当てられたアドレスのみを含まなければなりません。

サイトローカルユニキャスト宛先アドレスに対して、候補送信元アドレスセットは送信インターフェースと同じサイトに属するインターフェースに割り当てられたアドレスのみを含まなければなりません。

いかなる場合も、マルチキャストアドレスと未指定アドレスは候補セットに含まれてはなりません。

アプリケーションや上位層が送信元アドレスを指定する場合、それは送信インターフェースの選択に影響する可能性があります。いかなる場合も、アプリケーションや上位層が指定した送信元アドレスが宛先の候補セットにない場合、ネットワーク層はこれをエラーとして扱わなければなりません。アプリケーションや上位層が指定した送信元アドレスが宛先の候補セットにある場合、ネットワーク層はその選択を尊重しなければなりません。アプリケーションや上位層が送信元アドレスを指定しない場合、ネットワーク層は次の節で規定される送信元アドレス選択アルゴリズムを使用します。