8. NAT Considerations (NAT に関する考慮事項)
8. NAT Considerations (NAT に関する考慮事項)
8.1 NAT Pool (NAT プール)
AFTR は異なる NAT プールでプロビジョニングされてもよい。プール内のアドレス範囲は互いに素集合であってもよいが, 重なってはならない。オペレータは AFTR 上でクライアントを異なるプールに割り当てるポリシーを実装してもよい。例えば, AFTR は 2 つのインタフェースを持ちうる。各インタフェースには, 互いに素なプール NAT が割り当てられる。別の場合, AFTR 上に実装されたポリシーは, 一組の B4 は NAT プール 1 を使用し, 別の組の B4 は NAT プール 2 を使用することを指定しうる。
8.2 NAT Conformance (NAT 適合性)
Dual-Stack Lite AFTR は, 現時点で [RFC4787], [RFC5508], および [RFC5382] に記載されているベストカレントプラクティスに適合する動作を実装しなければならない。キャリアグレード NAT に関するさらなる議論は [LSN-REQS] にある。
8.3 Application Level Gateways (ALGs) (アプリケーションレベルゲートウェイ)
AFTR は NAT-44 を実行し, NAT の制限を継承する。一部のプロトコルは NAT デバイス内の Application Level Gateway (ALG, アプリケーションレベルゲートウェイ) を必要とし, NAT を通過できるようにする。例えば, Active FTP は ALG なしでは正しく動作しない。ALG はリソースを消費し, 多くの異なる種類の ALG がある。AFTR は多数の B4 要素を支援する共有ネットワークデバイスである。AFTR が現在および将来のあらゆる ALG を実装することは不可能である。
8.4 Sharing Global IPv4 Addresses (グローバル IPv4 アドレスの共有)
AFTR は単一の IP を複数のユーザーと共有する。これは IPv4 アドレス利用率の向上に役立つ。しかし, ログ記録や合法的傍受などの問題ももたらす。IPv4 アドレスのポート空間を共有することに関するさらなる考慮事項は [RFC6269] にある。
8.5 Port Forwarding / Keep Alive (ポート転送 / キープアライブ)
PCP ワーキンググループは, IETF 内でキャリアグレード NAT [LSN-REQS] への制御プレーンを標準化している。Port Control Protocol (PCP, ポート制御プロトコル) は, アプリケーションが NAT と直接交渉してポートを開き, キープアライブトラフィックを避けるために生存期間値を交渉することを可能にする。PCP に関するさらなる情報は [PCP-BASE] にある。