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6.1. Common Packetization Rules (共通パケット化規則)

6.1. Common Packetization Rules (共通パケット化規則)

すべての送信者は, 使用中のパケット化モードにかかわらず, 次のパケット化規則を遵守しなければならない:

  • 同一の符号化画像 (coded picture) に属し (したがって同一の RTP タイムスタンプ値を共有する) 符号化スライス NAL ユニット (coded slice NAL units) または符号化スライスデータパーティション NAL ユニット (coded slice data partition NAL units) は, 任意の順序で送信してもよい, ただし, 遅延に敏感なシステムでは, 遅延を最小化するために, 元のデコード順序で送信すべきである. デコード順序は, ビットストリーム内の NAL ユニットの順序である.

  • パラメータセット (parameter sets) は, セクション 8.4 の規則と推奨に従って扱う.

  • メディア対応ネットワーク要素 (media-aware network element, MANE) は, シーケンスまたは画像パラメータセット NAL ユニット (sequence or picture parameter set NAL units) を除き, いかなる NAL ユニットも複製してはならない. 本メモおよび H.264 仕様は, 複製された NAL ユニットを識別する手段を提供しないからである. シーケンスおよび画像パラメータセット NAL ユニットは, 正しく受信される確率を高めるために複製してもよいが, そのような複製は, いかなるアクティブなシーケンスまたは画像パラメータセットの内容にも影響してはならない. 複製はアプリケーション層で行うべきであり, 同一シーケンス番号の RTP パケットを複製して行うべきではない.

非インタリーブモードおよびインタリーブモードを用いる送信者は, 次のパケット化規則も遵守しなければならない:

  • RTP トランスレータ (RTP translator) では, MANE は単一 NAL ユニットパケットを 1 つの集約パケット (aggregation packet) に変換したり, 集約パケットを複数の単一 NAL ユニットパケットに変換したり, 両者を混在させたりしてもよい. RTP トランスレータは, 少なくとも次のパラメータを考慮すべきである: パス MTU サイズ, 不均等保護機構 (例: RFC 5109 [18] に従ったパケットベース FEC (Forward Error Correction), 特にシーケンスおよび画像パラメータセット NAL ユニットと符号化スライスデータパーティション A NAL ユニット向け), システムが許容できる遅延, 受信側のバッファリング能力.

参考情報: RTP トランスレータは, RFC 3550 に従い RTP 制御プロトコル (RTP Control Protocol, RTCP) を扱わなければならない.