5.4. Packetization Modes (パケット化モード)
5.4. Packetization Modes (パケット化モード)
本メモは 3 種類のパケット化モードを規定する。
- 単一 NAL ユニットモード
- 非インターリーブモード
- インターリーブモード
単一 NAL ユニットモードは ITU-T 勧告 H.241 [3] に適合する会話型システム向けである (セクション 12.1 参照)。非インターリーブモードは H.241 に適合しない場合もある会話型システム向けである。非インターリーブモードでは, NAL ユニットは NAL ユニットデコード順で送信される。インターリーブモードは非常に低いエンドツーエンド遅延を要しないシステム向けである。インターリーブモードでは NAL ユニットデコード順以外での送信が許される。
使用中のパケット化モードは, 任意 (OPTIONAL) の packetization-mode メディアタイプパラメータの値で通知してもよい (MAY)。使用するパケット化モードは RTP ペイロードで許可される NAL ユニットタイプを支配する。表 3 は各パケット化モードで許可されるパケットペイロードタイプをまとめたものである。パケット化モードの詳細はセクション 6 で説明する。
表 3. 各パケット化モードで許可される NAL ユニットタイプの概要 (yes = 許可, no = 不許可, ig = 無視)
| ペイロードタイプ | パケットタイプ | 単一 NAL ユニットモード | 非インターリーブモード | インターリーブモード |
|---|---|---|---|---|
| 0 | 予約 | ig | ig | ig |
| 1-23 | NAL ユニット | yes | yes | no |
| 24 | STAP-A | no | yes | no |
| 25 | STAP-B | no | no | yes |
| 26 | MTAP16 | no | no | yes |
| 27 | MTAP24 | no | no | yes |
| 28 | FU-A | no | yes | yes |
| 29 | FU-B | no | no | yes |
| 30-31 | 予約 | ig | ig | ig |
表 3 で予約と示された一部の NAL ユニットまたはペイロードタイプ値は将来の拡張用に予約されている。それらのタイプの NAL ユニットは送信者が送信すべきではない (SHOULD NOT) (直接ペイロードとして, 集約パケット内の集約ユニットとして, または FU パケット内のフラグメントとして), 受信者は無視しなければならない (MUST)。例えば, ペイロードタイプ 1-23 と関連パケットタイプ "NAL ユニット" は「単一 NAL ユニットモード」と「非インターリーブモード」では許可されるが「インターリーブモード」では不許可である。しかし, NAL ユニットタイプ 1-23 は「インターリーブモード」で STAP-B, MTAP16, MTAP24 パケット内の集約ユニットおよび FU-A, FU-B パケット内のフラグメントとして用いることができる。同様に, 「非インターリーブモード」では, 直接ペイロードとして用いるほか, STAP-A 内の集約ユニットまたは FU-A 内のフラグメントとしても NAL ユニットタイプ 1-23 を用いることができる。