13.5 Remarks on Other Design Possibilities (その他の設計可能性に関する注記)
13.5. Remarks on Other Design Possibilities (その他の設計可能性に関する注記)
H.264 符号化標準のスライスヘッダ構文構造には, 符号化フレームの復号順序を示しうる frame_num 構文要素が含まれる. しかし, 次の理由により, 復号順序を回復するために frame_num 構文要素を用いることは実現的でないか望ましくない.
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受信側は, 符号化データをデコーダに渡す前に, 符号化画像あたり少なくとも 1 つのスライスヘッダを解析する必要がある.
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複数の coded video sequence (符号化動画シーケンス) からの符号化スライスはインターリーブできない. フレーム番号構文要素は各 IDR 画像で 0 にリセットされるからである.
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complementary field pair (補完場ペア) の符号化された場は, 同じ
frame_num構文要素の値を共有する. したがって, complementary field pair の符号化場の復号順序は,frame_num構文要素または H.264 符号化構文の他のいかなる構文要素に基づいても回復できない.
MPEG-4 elementary stream を伝送するための RTP payload 形式 [25] は, access unit のインターリーブおよび同一 RTP パケット内での複数 access unit の伝送を可能にする. access unit は H.264 符号化標準において, [1] の第 7.4.1.2 節に従い primary coded picture に関連付けられたすべての NAL unit からなると規定される. したがって, 異なる画像のスライスはインターリーブできず, 誤り耐性を高める multi-picture slice interleaving 技法 (第 12.6 節) は用いられない.