Appendix A. Code Skeleton (付録A:コード骨格)
A.1. 概要
付録AはNTPv4実装のコード骨格をC言語風の擬似コードで提供します。これらのコード断片はNTPアルゴリズムとデータ構造の実装方法を示し、実装者がプロトコルのコアロジックを理解するのを助けます。
注記: コード骨格は説明目的のみです。実際の実装は特定のプラットフォームと要件に応じた調整が必要です。
A.2. 主要コンポーネント
A.2.1. データ構造
システム変数構造、ピア/アソシエーション変数構造、パケットヘッダー構造、クロックフィルター構造。
A.2.2. コアアルゴリズム
クロックフィルター (clock_filter)、選択アルゴリズム (clock_select)、クラスターアルゴリズム (cluster)、組み合わせアルゴリズム (combine)、クロック調整 (clock_discipline)。
A.2.3. プロトコル処理
受信 (receive)、送信 (transmit)、高速送信 (fast_xmit)、パケット (packet)。
A.2.4. 時刻管理
クロック調整 (clock_adjust)、ポーリングプロセス (poll)、アソシエーション管理 (mobilize/clear)。
A.3. 実装の考慮事項
精度: 64ビット固定小数点または浮動小数点演算を使用。タイムスタンプのラップアラウンドを正しく処理。マイクロ秒レベルの同期に十分な精度を維持。
性能: 暗号化操作を最小化。効率的なパケット処理。最適化されたアルゴリズム実装。
堅牢性: 完全なエラーチェック。悪意のあるまたは誤設定されたピアに対する防御。グレースフルな劣化。
A.4. 使用ガイド
コード骨格はNTPv4実装の出発点を提供します。実装者はターゲットプラットフォームに応じてデータ型を調整し、エラー処理とロギングを追加し、セキュリティメカニズムを実装し、パフォーマンスクリティカルパスを最適化し、構成インターフェースを追加する必要があります。
A.5. 参考
完全なコード骨格はRFC 5905付録Aにあります。実装者は関数の目的とパラメータ要件を理解するためにコードコメントを注意深く読む必要があります。