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4.4.3.3. Network-LSAs (ネットワークLSA)

ネットワークLSAのLSタイプは値0x2002に設定されます. ネットワークLSAはエリアフラッディングスコープ (Area Flooding Scope) を持ちます. 指定ルータ (Designated Router) が選出され、リンク上の少なくとも1つの他のルータと完全隣接しているすべてのブロードキャストまたはNBMAリンクに対してネットワークLSAが生成されます. ネットワークLSAはリンクの指定ルータによって生成され、完全隣接しているリンク上のすべてのルータをリストします.

IPv6でネットワークLSAを生成する手順は、[OSPFV2]のセクション12.4.2に記載されているIPv4手順と同じですが、次の例外があります:

  • IPv6ネットワークLSAのリンク状態ID (Link State ID) は、リンク上の指定ルータのインターフェースIDに設定されます.

  • IPv6ネットワークLSAにはネットワークマスク (Network Mask) が含まれていません. 以前にIPv4ネットワークLSAに含まれていたすべてのアドレッシング情報は、現在リンクの指定ルータによって生成されるエリア内プレフィックスLSA (Intra-Area-Prefix-LSAs) に委託されています.

  • ネットワークLSA内のオプション (Options) フィールドは、完全隣接の隣接に対応するリンクの関連リンクLSA内に含まれるオプションフィールドの論理和 (Logical OR) に設定されます. このように、リンク上の少なくとも1つの完全隣接の隣接がその機能をアドバタイズするよう要求すると、ネットワークリンクはその機能を示します.

例として、図1でルータRT4がネットワークN3の指定ルータとして選出されたと仮定すると、次のネットワークLSAが生成されます:

; ネットワークN3のネットワークLSA

LS age = 0 ; 新規(再)生成
LS type = 0x2002 ; ネットワークLSA
Link State ID = 1 ; N3上のRT4のインターフェースID
Advertising Router = 192.0.2.4 ; RT4のルータID
Options = (V6-bit|E-bit|R-bit)
Attached Router = 192.0.2.4 ; ルータID
Attached Router = 192.0.2.1 ; ルータID
Attached Router = 192.0.2.2 ; ルータID
Attached Router = 192.0.2.3 ; ルータID