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3. 解決策としてのクラスレスアドレッシング (Classless Addressing as a Solution)

コミュニティが作成した解決策は、クラスA/B/Cネットワークアドレス割り当てシステムを廃止し、代わりに「クラスレス」の階層的なIPアドレスブロック (プレフィックス (Prefix) と呼ばれる) を使用することでした。プレフィックスの割り当ては、グローバルルーティングシステムのスケーリングを容易にするために集約が使用できるように、基礎となるインターネットトポロジーにおおよそ従うことを意図しています。この戦略の1つの意味は、プレフィックスの割り当てと集約は一般にプロバイダ-サブスクライバー関係に従って行われることです。これは、インターネットトポロジーがどのように決定されるかによるものです。

[RFC1338] および [RFC1519] で最初に提案されたとき、このアドレッシング計画は比較的短期的な対応として意図されており、約3年から5年間続くものとされ、その間により恒久的なアドレッシングおよびルーティングアーキテクチャが設計および実装されることになっていました。元の文書の日付から推測できるように、CIDRはその予想寿命をはるかに超え、上記の問題に対する中期的な解決策となっています。

以下のテキストでは、ここで議論されている割り当てアーキテクチャを実装するために実施された現在のポリシーと手順について説明します。この説明は、IANAへの指示として解釈されることを意図したものではありません。

地域インターネットレジストリ (Regional Internet Registries) によって実装されたアドレス管理戦略と組み合わせて (詳細は [NRO] を参照)、CIDRスタイルのアドレッシングの展開は、IPv4アドレス空間が消費される速度を低減し、上記の問題#3に対する短期から中期的な救済を提供しています。

定義されているように、この計画は、集約に適さないレガシー「クラスC」空間の部分 (「スワンプ (Swamp)」と呼ばれることもあります) の再割り当てを必要とせず、想定してもいません。これを行うことで、ルーティングテーブルのサイズをある程度削減できます (現在の推定では、「スワンプ」には約15,000のエントリが含まれています) が、大幅な再番号付けコストがかかります。同様に、トランジットサービスプロバイダーを変更する際にエンドサイトが再番号付けを行うという厳格な要件はありませんが、エンドサイトは、グローバルルーティングシステムへのプレフィックスの明示的な広告の必要性を排除するために、これを行うことが推奨されます。

3.1. 基本概念とプレフィックス記法 (Basic Concept and Prefix Notation)

(この章節の内容は、3.1節として元のRFC文書から抽出されたコンテンツが含まれます)