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8. 移行に関する考慮事項

本文書に準拠するホストは, SSM 範囲のアドレスについて Source-Specific のホストレポートのみを送信する. 前述のとおり, Source-Specific マルチキャスト宛先アドレスに対する non-source-specific (例えば IGMPv1, IGMPv2, MLDv1 [RFC2710]) のホストレポートを受信したルーターは, これらのレポートを無視しなければならない (MUST). そうしない場合, (S,G) に送られたパケットは S が G に送るパケットの配送を明示的に要求したホストにのみ配送されるという, 送信者に約束された SSM サービスモデルに違反する.

移行期間には, SSM 意味論をサポートしないルーターがあるドメインでも, G 宛ての任意のパケットを, 任意の S に対して (S,G) の購読を要求したすべてのホストへ転送することで SSM データグラムを配送できる. しかしこの実装では, 要求していないホストにも (S,G) データグラムが配送され, ネットワーク基盤に不当な負荷をかけるおそれがある. SSM 範囲のアドレスに対するこのような実装は, 本文書の第 5.2 節に明示的に準拠しない.