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5.2. プロトコル

5.2. プロトコル

一部の IP マルチキャストルーティングプロトコルは、すでに隣接ルータに対してソース固有の加入を伝える機能を持っており(特に PIM-SM [PIM-SM])、これらのプロトコルはわずかな修正でソース固有のセマンティクスを提供するために使用できる。SSM サービスモデルをサポートするルータは、[PIM-SM] の PIM-SM プロトコルの PIM-SSM サブセットを実装しなければならず(MUST)、IPv4 用の [IGMPv3] と IPv6 用の [MLDv2] のルータ部分を実装しなければならない(MUST)。SSM ルータは、[GMP-SSM] に記述されている IGMPv3/MLDv2 の動作にも準拠しなければならない(MUST)。

PIM-SSM を使用する場合、ソース S から任意の受信者への (S,G) 転送パスの確立が成功するかどうかは、受信者からソースに向かって明示的な加入要求がホップバイホップで転送されることに依存する。この明示的な加入の転送パスを選択するために使用されるプロトコルおよびアルゴリズムは、ループのないパスを提供しなければならない。PIM-SSM を使用する場合、PIM-SSM 実装は、この目的のためにユニキャストトポロジデータベースを使用する機能を(少なくとも)サポートしなければならない(MUST)。

ネットワークは、SSM アドレス範囲内で SSM をサポートしつつ、マルチキャストアドレス空間の残りの部分で任意ソースマルチキャストを同時にサポートでき、これが一般的になることが予想される。このようなネットワークでは、ルータが、本ドキュメントに準拠した方法でソース固有マルチキャストを実装していない隣接ノードから、SSM 範囲内のトラフィック配信のための非ソース固有要求(従来の用語では "(,G)")を受信する可能性がある。SSM 範囲内のデータに対するこのような非ソース固有要求を受信したルータは、その要求を使用して転送状態を確立してはならず(MUST NOT)、その要求を他の隣接ルータに伝播してはならない(MUST NOT)。この場合、ルータはエラーをログに記録してもよい(MAY)。これは、ホストから受信したあらゆる要求(例:IGMPv1 または IGMPv2 [IGMPv2] ホストレポート)と、ルーティングプロトコルから受信したあらゆる要求(例:PIM-SM (,G) 加入)の両方に適用される。ルータ間のケースについては、セクション 8「移行に関する考慮事項」でさらに詳しく説明する。

SSM の全利点を達成するには、ネットワーク内のすべてのルータが同じアドレス範囲にソース固有のセマンティクスを与えることが不可欠である。本仕様に準拠するため、ルータは IANA が割り当てたすべての SSM アドレスをソース固有のセマンティクスで扱わなければならない(MUST)。