6. SDP 属性 (SDP Attributes)
属性 (Attributes) は SDP を拡張する主な手段であり、セッションレベルまたはメディアレベルで定義できます。セッションレベルの属性はセッション全体に適用され(メディアレベルの属性で上書きされない限り)、メディアレベルの属性は特定のメディアストリームにのみ適用されます。
属性行のフォーマットは以下の通りです。
a=<attribute>
a=<attribute>:<value>
標準属性リスト
以下は本仕様で定義される標準 SDP 属性です。
cat(カテゴリ)
a=cat:<category>
セッションを分類するために使用し、フィルタリングと検索を容易にします。
keywds(キーワード)
a=keywds:<keywords>
セッションに関するキーワードリストを提供します。
tool(ツール)
a=tool:<name and version of tool>
セッション記述を作成したソフトウェアツールを識別します。
ptime(パケット時間)
a=ptime:<packet time>
各パケット内のメディアの持続時間(ミリ秒)を示します。
maxptime(最大パケット時間)
a=maxptime:<maximum packet time>
各パケットの最大持続時間(ミリ秒)を示します。
rtpmap(RTP マッピング)
a=rtpmap:<payload type> <encoding name>/<clock rate> [/<encoding parameters>]
RTP ペイロードタイプをメディアエンコーディング名にマッピングします。
recvonly(受信のみ)
a=recvonly
ツールがメディアを受信のみで送信できないことを示します。
sendrecv(送受信)
a=sendrecv
ツールがメディアを送信も受信もできることを示します(これがデフォルト値です)。
sendonly(送信のみ)
a=sendonly
ツールがメディアを送信のみで受信できないことを示します。
inactive(非アクティブ)
a=inactive
メディアストリームが現在非アクティブ状態であることを示します。
orient(方向)
a=orient:<whiteboard orientation>
ホワイトボードメディアタイプに使用し、ホワイトボードの方向を示します。
type(会議タイプ)
a=type:<conference type>
会議タイプを指定します(「broadcast」「meeting」「moderated」「test」「H332」など)。
charset(文字セット)
a=charset:<character set>
セッション記述のテキストフィールドで使用する文字セットを指定します。
sdplang(SDP 言語)
a=sdplang:<language tag>
セッション記述で使用する言語を指定します。
lang(言語)
a=lang:<language tag>
メディアストリームで使用する言語を指定します。
framerate(フレームレート)
a=framerate:<frame rate>
映像のフレームレート(フレーム/秒)を示します。
quality(品質)
a=quality:<quality>
エンコーディング品質の推奨値を示します。
fmtp(フォーマットパラメーター)
a=fmtp:<format> <format specific parameters>
特定のフォーマットのパラメーターを指定するために使用します。
注意: 本章は SDP のコア属性を列挙しています。各メディアタイプとアプリケーションは追加の属性を定義する場合があります。完全な属性リストと詳細な説明については RFC 4566 公式文書 の第 6 節を参照してください。