2. ドキュメント情報
2.1. 本書で使用される用語の定義
本書で使用される概念と用語の多くは [SMTP-MTA] で定義されています。ここでは、これらのドキュメントに精通していることを前提としています。
完全修飾 (Fully-Qualified)
ドメインネームサービスを使用してグローバルに解決できるドメインを含むか、または構成されていること。つまり、ローカルエイリアスや部分的な仕様ではありません。
メッセージサブミッションエージェント (MSA)
本仕様に準拠するプロセス。MSA はサブミッションサーバとして機能し、MUA からのメッセージを受け入れ、それらを配信するか、SMTP クライアントとして機能して MTA にリレーします。
メッセージ転送エージェント (MTA)
[SMTP-MTA] に準拠するプロセス。MTA は SMTP サーバとして機能し、MSA または別の MTA からのメッセージを受け入れ、それらを配信するか、SMTP クライアントとして機能して別の MTA にリレーします。
メッセージユーザエージェント (MUA)
(多くの場合、ユーザに代わってユーザインターフェイスを使用して)新しいメッセージを作成および送信し、配信されたメッセージを処理するプロセス。
配信されたメッセージの場合、受信 MUA はローカルの規則に従ってメッセージを取得および処理するか、一般に分割 MUA モデルと呼ばれるもので、Post Office Protocol [POP3] または IMAP [IMAP4] を使用して配信されたメッセージにアクセスしますが、ここで定義されているプロトコル(または SMTP)はメッセージの送信に使用されます。
2.2. 本書で使用される表記規則
例では、「C:」はクライアントによって送信された行を示し、「S:」はサーバによって送信された行を示します。コマンド例内の改行は、編集目的のみのものです。
例では 'example.net' ドメインを使用しています。
本書のキーワード "MUST", "MUST NOT", "SHOULD", "SHOULD NOT", および "MAY" は、[KEYWORDS] で定義されているように解釈されるものとします。