3.1.1. Background (背景)
3.1.1. Background (背景)
プレフィックス長と Global ID フィールド長を選ぶ際には, 複数の選択肢があった. Global ID フィールドを将来の成長に十分大きくしつつ, IPv6 アドレス空間を不必要に使わないことの間には直接的なトレードオフがある. 特定のフィールド長を評価する合理的な方法の一つは, 2050 年の世界人口 93 億人という予測 [POPUL] および一人当たりの結果として得られる /48 プレフィックス数と比較することである. 次の表にプレフィックス選択の範囲を示す:
| Prefix | Global ID Length | Number of /48 Prefixes | Prefixes per Person | % of IPv6 Address Space |
|---|---|---|---|---|
| /11 | 37 | 137,438,953,472 | 15 | 0.049% |
| /10 | 38 | 274,877,906,944 | 30 | 0.098% |
| /9 | 39 | 549,755,813,888 | 59 | 0.195% |
| /8 | 40 | 1,099,511,627,776 | 118 | 0.391% |
| /7 | 41 | 2,199,023,255,552 | 236 | 0.781% |
| /6 | 42 | 4,398,046,511,104 | 473 | 1.563% |
Global ID フィールドに内部構造は不要であり, プレフィックスを集約する必要もないため, これらの割り当ては非常に高い利用率が想定できる.
著者は, /7 プレフィックス (L ビットを含め 41 ビットの Global ID 空間) が良い選択だと考える. 割り当て数が非常に多く (約 2.2 兆), 同時に IPv6 アドレス空間全体の 0.8% 未満しか使わない. この空間が枯渇する可能性は低い. それ以上が必要になれば, この目的のために追加の IPv6 アドレス空間が割り当てられうる.