5. Message Specifications (メッセージ仕様)
5. Message Specifications (メッセージ仕様)
このセクションでは, Kerberosプロトコルで使用されるメッセージの詳細な仕様を提供します。すべてのKerberosメッセージは, Abstract Syntax Notation One (ASN.1, 抽象構文記法1) を使用して定義されており, Distinguished Encoding Rules (DER, 識別符号化規則) を使用してエンコードされます。
メッセージ仕様の構成
このセクションは以下のサブセクションに分かれています:
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5.1. Specific Compatibility Notes on ASN.1 (ASN.1に関する特定の互換性注意事項)
- ASN.1の使用に関する重要な互換性情報
- DER (Distinguished Encoding Rules) の要件
- RFC 1510からの変更点
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5.2. Basic Kerberos Types (基本Kerberosタイプ)
- KerberosString, Realm, PrincipalName
- KerberosTime, Int32, UInt32
- HostAddress, AuthorizationData
- PA-DATA, KerberosFlags
- 暗号システム関連タイプ
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5.3. Tickets (チケット)
- チケット構造の詳細定義
- チケットフラグの意味
- 暗号化されたチケット部分
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5.4. Specifications for the AS and TGS Exchanges (ASおよびTGS交換の仕様)
- KRB_KDC_REQ (AS-REQ, TGS-REQ) の定義
- KRB_KDC_REP (AS-REP, TGS-REP) の定義
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5.5. Client/Server (CS) Message Specifications (クライアント/サーバーメッセージ仕様)
- KRB_AP_REQ の定義
- KRB_AP_REP の定義
- エラーメッセージ応答
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5.6. KRB_SAFE Message Specification (KRB_SAFEメッセージ仕様)
- KRB_SAFE メッセージの詳細構造
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5.7. KRB_PRIV Message Specification (KRB_PRIVメッセージ仕様)
- KRB_PRIV メッセージの詳細構造
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5.8. KRB_CRED Message Specification (KRB_CREDメッセージ仕様)
- KRB_CRED メッセージの詳細構造
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5.9. Error Message Specification (エラーメッセージ仕様)
- KRB_ERROR メッセージの定義
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5.10. Application Tag Numbers (アプリケーションタグ番号)
- 各メッセージタイプに割り当てられたタグ番号
ASN.1 エンコーディングの重要事項
すべてのKerberosメッセージは以下の規則に従います:
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DER エンコーディング: すべてのメッセージはDER (Distinguished Encoding Rules) を使用してエンコードされなければなりません (MUST)。
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タグ付け: 各メッセージタイプは, 一意のアプリケーションタグ番号を持ちます。これにより, メッセージタイプを迅速に識別できます。
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バージョン番号: すべてのメッセージには, プロトコルバージョン番号 (pvno) が含まれており, Kerberos V5の場合は常に5です。
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メッセージタイプ: 各メッセージには, メッセージタイプ (msg-type) フィールドが含まれており, これは通常アプリケーションタグ番号と一致します。
実装上の注意
実装者は以下の点に注意する必要があります:
- すべての必須フィールドは存在しなければなりません (MUST)
- オプションフィールドは, 存在しない場合は省略されるべきです (SHOULD)
- 未知のフィールドやタグは, 将来の拡張のために無視されるべきです (SHOULD)
- 整数フィールドの多くは, 32ビット値に制約されています
このセクションの残りの部分では, 各メッセージタイプの詳細な仕様を提供します。