1. Introduction (はじめに)
1. Introduction (はじめに)
この文書は, IPv6プレフィックスの委譲のためのメカニズムを提供するDynamic Host Configuration Protocol (DHCP) の新しいオプションについて説明します [1]。これらのオプションを通じて, 委譲ルーターは認可された要求ルーターにプレフィックスを委譲することができます。
この文書で説明されているプレフィックス委譲メカニズムは, 委譲ルーターから要求ルーターへの単純なプレフィックス委譲を目的としています。これは, 委譲ルーターが要求ルーターが接続されているネットワークのトポロジーに関する知識を持たず, 委譲ルーターがプレフィックスを選択するために要求ルーターのアイデンティティ以外の情報を必要としない状況に適しています。例えば, これらのオプションは, サービスプロバイダーが加入者の内部ネットワークとサービスプロバイダーのコアネットワークの間のルーターとして機能する顧客構内設備 (Customer Premise Equipment, CPE) デバイスにプレフィックスを割り当てる際に使用されます。
多くのアプリケーションは安定したアドレスを期待します。このメカニズムにより自動リナンバリングが容易になりますが, プレフィックスは長いライフスパンを持つことが期待されます。リナンバリング中は, 古いプレフィックスと新しいプレフィックスがしばらくの間共存することが期待されます。
このプレフィックス委譲メカニズムの設計は, Requirements for IPv6 prefix delegation [6] におけるプレフィックス委譲の要求事項を満たしています。
このDHCPの使用は, ホストへのIPアドレスの割り当てや他の設定情報とは結び付けられておらず, 委譲されたプレフィックスをそのような機能を提供するDHCPサーバーに通信するメカニズムは現在利用できないことに注意してください。これは, 使用状況が必要とする場合, 将来の作業項目となる可能性があります。