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4. Protocol Operation (プロトコル操作)

4. Protocol Operation (プロトコル操作)

オファー/アンサー (offer/answer) 交換は, エージェント間のセッション確立のために SDP (Session Description Protocol, セッション記述プロトコル) を交換できる上位層プロトコル (SIP など) の存在を前提とする.

一方のエージェントが他方に初期オファー (initial offer) を送るとプロトコル操作が始まる. オファーが, 上位層プロトコルによってすでに確立されている可能性のある文脈の外にある場合, そのオファーは初期オファーである. 各 SDP 交換を互いに関連付けられる種類の文脈を上位層プロトコルが維持すると仮定する.

オファーを受け取ったエージェントはアンサー (answer) を生成してもよいし, オファーを拒否してもよい. オファーを拒否する手段は上位層プロトコルに依存する. オファー/アンサー交換は原子的である; アンサーが拒否された場合, セッションはオファー以前の状態 (セッションが存在しない場合もある) に戻る.

いつでもどちらかのエージェントも, セッションを更新する新しいオファーを生成してよい. ただし, まだ応答または拒否していないオファーを受け取っている場合は, 新しいオファーを生成してはならない. さらに, まだアンサーまたは拒否を受け取っていない先行のオファーを生成済みの場合も, 新しいオファーを生成してはならない. 一方のエージェントがオファーを送信した後, そのオファーに対するアンサーを受け取る前にオファーを受け取った場合, これを "glare" (衝突) 状態と呼ぶ.

glare という用語はもともと回線交換電気通信網で, 2 つのスイッチが同時に同一トランク上の同じ利用可能回線を確保しようとする状態を表すために使われた. ここでは, 両エージェントが同時に更新オファーを送ろうとしたことを意味する.

上位層プロトコルはこのような状態を解決する手段を提供する必要がある. また各方向のメッセージの順序付けの手段も必要である. SIP はこれらの要件を満たす [7].