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RFC 2616 - Hypertext Transfer Protocol -- HTTP/1.1

発行日: 1999年6月
ステータス: RFC 7230-7235により廃止 (Historic)
著者: R. Fielding, J. Gettys, J. Mogul, H. Frystyk, L. Masinter, P. Leach, T. Berners-Lee


概要 (Abstract)

ハイパーテキスト転送プロトコル (Hypertext Transfer Protocol, HTTP) は、分散型、協調型、ハイパーメディア情報システムのためのアプリケーション層プロトコルです。HTTPは汎用的でステートレスなプロトコルであり、リクエストメソッド、エラーコード、ヘッダーの拡張により、ハイパーテキスト以外の多くのタスク、例えばネームサーバーや分散オブジェクト管理システムに使用できます。HTTPの特徴は、データ表現の型付けと交渉であり、転送されるデータから独立してシステムを構築することができます。

HTTPは、1990年以来、ワールドワイドウェブのグローバル情報イニシアチブで使用されてきました。本仕様書は「HTTP/1.1」と呼ばれるプロトコルを定義しており、RFC 2068の更新版です。


目次 (Table of Contents)

主要セクション


著作権表示

Copyright (C) The Internet Society (1999). All Rights Reserved.

関連リソース

  • 公式テキスト: RFC 2616 (TXT)
  • 公式ページ: RFC 2616 DataTracker
  • 後継仕様: RFC 7230-7235 (HTTP/1.1 新仕様)
  • 最新版: RFC 9110-9114 (HTTPセマンティクスとHTTP/3)

RFC 2616がなぜ重要なのか?

歴史的意義

HTTPの進化:
1991 - HTTP/0.9 (シンプルなプロトコル)
1996 - HTTP/1.0 (RFC 1945)
1999 - HTTP/1.1 (RFC 2616) ← クラシック版 ⭐
2014 - HTTP/1.1 (RFC 7230-7235) ← 改訂版
2015 - HTTP/2 (RFC 7540)
2022 - HTTP/3 (RFC 9114)

主要機能

  • 持続的接続 (Persistent Connections): Keep-Aliveメカニズム
  • チャンク転送エンコーディング (Chunked Transfer Encoding): コンテンツ長を知らずにデータをストリーミング
  • コンテンツネゴシエーション (Content Negotiation): サーバーが異なる表現を提供可能
  • キャッシング (Caching): 包括的なキャッシングメカニズム
  • バーチャルホスト (Virtual Hosts): Hostヘッダーにより1つのIPで複数のドメインをホスト
  • 範囲リクエスト (Range Requests): 部分コンテンツのサポート