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8.3 最大上位層ペイロードサイズ (Maximum Upper-Layer Payload Size)

上位層データに使用できる最大ペイロードサイズを計算する際、上位層プロトコルは IPv4 ヘッダーに対する IPv6 ヘッダーの大きなサイズを考慮しなければなりません。例えば、IPv4 では TCP の MSS オプションは最大パケットサイズ(デフォルト値または Path MTU Discovery で学習した値)から 40 オクテット(最小長の IPv4 ヘッダー 20 オクテット + 最小長の TCP ヘッダー 20 オクテット)を引いた値として計算されます。IPv6 上で TCP を使用する場合、MSS は最大パケットサイズから 60 オクテットを引いた値として計算されなければなりません。最小長の IPv6 ヘッダー(すなわち拡張ヘッダーなしの IPv6 ヘッダー)は最小長の IPv4 ヘッダーより 20 オクテット長いためです。