13. The Flooding Procedure (フラッディング手順)
フラッディングは OSPF のリンクステートデータベース同期の中核メカニズムです。
13.1 フラッディング基本原理
核心機能
- 信頼性:すべての LSA が確認される
- 効率性:重複フラッディングを回避
- 一貫性:すべてのルーターが同じ LSDB を持つ
- 速度:トポロジ変更の高速伝播
13.2 LSA 受信 (Receiving LSAs)
ステップ
-
検証 (Validation)
- チェックサム検証
- Age 検証
- Type 検証
-
検索 (Lookup)
- LSDB で既存インスタンスを検索
-
比較 (Comparison)
- シーケンス番号
- チェックサム
- Age
-
処理 (Processing)
- LSDB 更新
- 確認送信
- フラッディング
13.3 確認機制 (Acknowledgment)
確認タイプ
直接確認 (Direct ACK)
- ユニキャスト送信
- 即時送信
遅延確認 (Delayed ACK)
- マルチキャスト送信
- 最大 RxmtInterval/2 遅延
- 複数確認をパック
13.4 再送機制 (Retransmission)
再送リスト
- 各ネイバーが維持
- 未確認 LSA を含む
- RxmtInterval でタイムアウト
再送タイマー
- デフォルト:5 秒
- 設定可能
- タイムアウト後に再送
技術要点
信頼性保証
- 確認メカニズム
- 再送メカニズム
- シーケンス番号
- チェックサム
効率化
- 重複フラッディング回避
- LSA パッキング
- 遅延確認
参考資料 (References)
- 完全な原文:RFC 2328 Section 13